岩見貴史 初のSS戦士へ、まずは地元G1で存在感…飯塚オートG1ダイヤモンドレース2日目_ラリーが
◆第67回ダイヤモンドレース(G1ナイター2日目・24日、貴史感飯飯塚オートレース場)
こんなにも悔しがり、初ので存ラリーがどんよりと後に引きずる彼を初めて見た気がする。SSへまずはG1ートG1ダイヤモンドレース2
あれは、戦士塚オお盆SGオートレースグランプリ準決勝戦の後だった。地元
4着に敗れ、日目優勝戦進出の絶好機を逸した岩見貴史は、岩見ロッカーへ引き揚げると、貴史感飯「ああ…」と大きなため息を吐き、初ので存「悔しい…」というフレーズを幾度か繰り返していた。SSへまずはG1ートG1ダイヤモンドレース2ラリーが
普段の岩見は、戦士塚オ勝って高笑いのエビス顔、地元例え敗れた時もそこまで悔しさを吐き出すことなく、日目「自分がヘタこいちゃいました~」と苦笑いで済ませることが通例だった。岩見彼が敗戦を喫して、周囲にやつ当たるシーンは一度として見たことがなかったし、頭を抱えて落ち込む姿も記憶にない。
でも、グランプリのセミファイナルはそうじゃなかった。
翌日の最終日にロッカーで会った時も「昨日はマジで悔しかったですよ!」と話題をぶり返していた。そこまで悔しがる気持ちと背景は容易に想像がついた。
あの大会は、間違いなく優勝戦へ胸を張ってエントリーできるだけのエンジン状態だった。初日こそ7着に敗れたが、2日目以降は怒とうの3連勝。それも中村雅人や黒川京介、永井大介といったビッグネームのV候補たちを連日に渡ってねじ伏せて、人も車もマックス状態に整っていた。
だからこそ、準決勝戦での熾烈極まる2着争いを脱落したショックは大きかった。
「あれは本当に悔しかったですもん。何か腹が立っちゃいましたね、自分に。優出のチャンスを感じていましたし、いつ仕掛けよう、どこで攻めようといろいろ迷っているうちにレースが終わってしまいました。そういうこと、あまり自分はないんですけれどね。でも、あの時はいつになくエンジンがすごい状態だったし、だからこそ何かスタートも道中も全部で守りに入ってしまったというか…。う~ん、やっぱり自分には場数が足りなかったということなんでしょうね。もう何年も選手をやっているので、場数は足りてていいはずなんですが、今までの自分は勝っても負けても過去のことはす~ぐに忘れちゃうタイプなので(苦笑い)。でも、それじゃあだめなのかもしれませんね」
傑作級のエンジンを手にしながら、でも、だからこそ、普段のイケイケワッショイなアグレッシブな姿勢が潜めてしまった。そして、イメージと現実の結果に大きなギャップが生じてしまった。それが岩見の2024年グランプリだった。
でも、この経験は間違いなく、今後の発展につながってくるはずだ。この苦い敗戦を体感できたからこそ、長きに渡って目標と夢に掲げるスーパースター王座決定戦エントリーがより鮮明に視野に入ってくるに違いない。いや、そうしなければいけない。
「そうなんですよね。2004年に選手になって、いつか最重ハンデに定着して活躍したいなあと思っていたら、思いのほかそれは実現できました。だから、その後の目標はSSに出ることに決めたんです。これまでもSGの優勝戦には何度か乗ることができた年がありましたが、でもその時はボーダー近辺でSSの権利を取れませんでした。SGの準決勝戦で3着とか4着に意外にサラっと行けちゃうこともたまにあるし、何と言うかそこまでのやり方は経験を積んできて、もうわかってきました。だから、その後なんですよね~。その後の”何か”がまだわからないんですよ。SSの出方がわからないんですよ(苦笑い)」
年間ベスト16入りを果たすための”何”を完全理解するために、あの一戦は必要だった。さらにその先に駒を進めるために必須な経験則だった。
聡明な岩見はそのことをしかとわきまえている。
「はい!そうなるよう頑張ります!やっぱり場数は、薄い、濃いの問題でしたね!」
濃い経験を経て、岩見は夏から秋、そして年末へと駆け抜ける。
まずは晩夏の地元G1ダイヤモンドレースでホームのファンに存在感を見せる。続く9月のプレミアムカップ、晩秋の日本選手権で何とか年末大一番へのポイントをがめる。
そして、初となるSS戦士へ。
季節が変わり、これから気温が下がっていくが、岩見の熱量は反比例して高まっていく。(淡路 哲雄)
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